Touch Lifeは、iPhone用のセカンドライフ・ビューアだ。アバターや周囲の景色は表示されないが、地図を見ながら歩いたり、別のリージョン(SIM)にテレポートしたりできる。通常のビューアで見たときに、自分のアバターがちゃんと表示されるのもいい。

Touch Life

そのTouch Lifeの新バージョン1.1(現行バージョン: 1.0.4)が完成して公開しようとした矢先、思わぬところから待ったがかかった。セカンドライフの運営元リンデンラボから、アプリ名を変更するように言われたというのだ。

理由はアプリ名に”Life”が入っているから。

リンデンラボが無料で配布しているセカンドライフ・ビューアはプログラムがオープンソース化されていて、誰でもこのソースコードを使って自由にビューア・アプリケーションを作ることができる。

リンデンラボでは、こうして作られたサードパーティ製のビューアをセカンドライフ・ユーザーに安全かつ安心して使ってもらうため、Second Life Viewer 2.0ベータ版を公開したのと同じ2月23日、セカンドライフ公式サイト内にThird-Party Viewer Directoryをオープンした。サードパーティが開発したビューアは、公式ビューアやリンデンラボとオープンソース・コミュニティが協力して開発したSnowglobe Viewerと共にこのページで紹介される。

ただし、Third-Party Viewer Directoryで紹介されるは、登録申請をして、リンデンラボが定めた条件Linden Lab Policy on Third-Party Viewersに適合したものだけだ。ユーザーにとって、ビューアの安心・安全が保証されるThird-Party Viewer Directoryは、歓迎すべきサービスといえる。もっとも、公開されてから時間があまりたっていないこともあり、ここで紹介されているサードパーティ製ビューアはまだない。これからどんなビューアが登録されるのか楽しみだし、「乳揺れ」で話題になった高機能ビューアEmeraldがどう判断されるかも気になるところだ。

Linden Lab Policy on Third-Party Viewersでは、ビューアの機能、知的財産権、データアクセス、プライバシーの扱い、商標など、多くの適合条件を定めている。説明が長くなったが、Touch Lifeはこれらの条件のなかの商標の規定に引っかかったようだ。リンデンラボは、Second LifeLinden Labを商標として登録し、SLLindenは商標を申請中だ。そのためビューア名にSecondLifeSLLindenを含むものは、紛らわしいため認めてもらえないのだ。

Touch Lifeを開発したPocket Metaverseは今、新しいアプリ名の募集・投票を行っていて、3月4日現在、13の名前が登録されている。新しいアプリ名が早く決まるよう、Touch Lifeユーザーの皆さん、投票に参加しませんか!

■Suggest and vote for new name for Touch Life: http://name.pocketmetaverse.com/